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11月19日(水)『本を忘れず 末を案じず』飯田国夫法人レクチャラー
今朝も清々しい空気の中、たくさんの皆さまにお集まりいただき、心より感謝申し上げます。
朝の学びは、一日のスタートを整え、心の向きを前にそろえてくれる大切な時間です。
参加された皆さまの表情が明るく、会場に良い風が流れていたのがとても印象的でした。
本日でモーニングセミナーは第17回目を迎え、ついに「万人幸福の栞」も一周を達成しました。
朝の輪読では、塚本顧問が「今日の箇所は少し難しかったですね」と柔らかく声をかけてくださり、皆で学びを深める空気が一層温かくなりました。
毎週積み重ねてきた17回の朝が、確かな実践と気づきにつながっていることを感じます。
これからも、一日一日の学びを大切にしながら、皆さまとともに成長してまいります。
創業129年の高徳花火店を率いる飯田国夫氏をお迎えし、花火師として、
そして倫理実践者としての深い体験をお話しいただきました。
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■ 被災地支援で考えた「花火の意味」
東日本大震災後、飯田氏は炊き出しのボランティアに参加していました。
その中で「花火をあげてもらえませんか」という依頼が入り、花火を打ち上げる意味とは何かを改めて考えさせられたといいます。
下を向く被災者の皆さんに、
もう一度“空を見上げる”きっかけをつくりたい。
その願いを胸に気仙沼で花火を打ち上げた日――
それは偶然にも、飯田氏の お父様の命日でした。
生前は不仲だった父から、
「この人たちについていてやれ」
と背中を押されたように感じたと語る姿が印象的でした。
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■ 倫理仲間と作った「とちぎめっけの会」
この経験をきっかけに、倫理仲間と共にボランティア団体
「とちぎめっけの会」 を設立。
花火大会やバスツアーを企画し、支援が減る中でも 7年間継続。
現地の方からは
「続けてくれることが何よりありがたい」
との言葉をいただき、継続の尊さを改めて感じたそうです。
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■ “我が家の大震災”と家族の再生
飯田氏は、「我が家にも震災があった」と語ります。
19歳の娘さんに妊娠が発覚。
「産む」という強い意志を前に、家族は悩みながらも受け入れを決断。
その姿勢と真剣さに心を打たれ、
母娘関係は少しずつ改善し、
初孫の誕生に深い感動を覚えたといいます。
現在、孫は中学2年生。
飯田氏の表情から“家族への感謝”が自然とあふれていました。
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■ コロナ禍で見えた「仲間の存在」
コロナ禍で花火大会が相次いで中止となり、
売上は大きく落ち込みました。
それでも飯田氏は、地域のために ボランティアで花火を打ち上げ続けたといいます。
そんな苦境でも支えてくれた従業員の姿に、
心からの感謝が湧いたと振り返りました。
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■ まとめ ― 人を照らし、人に照らされる生き方
飯田氏の講話には、
亡き父からの気づき
倫理仲間との継続支援
家族の絆の再生
仲間への感謝の目覚め
といった“人とのつながり”が深く貫かれていました。
花火は夜空を照らします。
しかし、飯田氏自身もまた多くの人に照らされて今がある――
そんなあたたかいメッセージを受け取った朝でした。
飯田国夫講師、本日は貴重なお話をありがとうございました。
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