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苦難心経 石田 裕一郎
苦難心経
潮来倫理法人会 会長/株式会社石田工務店 代表取締役 石田裕一郎
歩みと苦難の記録
石田さんは父の背中を見て育ち、建設の道を志しました。池袋の専門学校を卒業後、他社で2年間修行を積み、1990年に父の会社へ入社。その後、代表取締役に就任します。
しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
父ががんを患い、石田さんが36歳のとき、父を見送ります。そのわずか30日後、離婚という痛みも重なりました。売り上げが底をつき、会社の存続すら危うい時期でもありました。
それでも、ちょうどその頃に大きな商談の機会が訪れます。覚悟を決めて臨んだその商談は無事にまとまり、後日お客様に「何が決め手でしたか」と尋ねると、「笑顔が良かった」という言葉が返ってきました。
その後も試練は続きます。祖母や叔父を相次いで見送り、信頼して右腕にしようとしていた社員による会社の使い込みが発覚。その社員は双極性障害(躁うつ病)の躁状態のときに会社のお金を使い込んでいたことが分かりました。深く傷つきながらも、「ムッとしていてもしょうがない」と気持ちを切り替え、前を向く選択をされました。
2012年には新築物件をめぐる訴訟も経験。売り上げが5倍を超えた時期と、訴訟という苦難が同時期に重なる、複雑な時代でもありました。
倫理との出会い
2020年、立ち寄った飲食店で偶然手にした『職場の教養』。その出会いをきっかけに、茂木さんと伊藤さんのご縁で2021年に潮来倫理法人会へ入会されます。
入会後、お母様の脳動脈瘤手術という大きな試練が訪れましたが、倫理の仲間たちに1年間寄り添ってもらいながら乗り越えました。
2023年には富士研(富士高原研修)への参加を決意。当時、会社には約2億円の負債を抱えていましたが、真剣に向き合うことを選びました。墓参りを重ね、徳を積む歩みを続ける中で、その負債は670万円にまで減少。その経験を通じて、「徳積みの力」を身をもって感じたと言います。
倫理を通して気づいた心
石田さんが倫理の学びの中で改めて気づいたこととして、次の4つを挙げています。
1. お経と経営(般若心経) ― 経営の本質はお経の教えと通じている
2. 「原因は我にあり」の心 ― すべての出来事の起点は自分自身にある
3/ いつも笑顔でいる人の見方 ― 笑顔は人の心を動かす力を持つ
4. 徳の積み方「3つの歩み」 ― 日々の小さな徳の積み重ねが道を開く
倫理法人会とは?
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